SAITAMA 埼玉 TOYOTA SOCIAL FES!! Presents 埼玉環境保全プロジェクト with 埼玉新聞社

埼玉環境保全プロジェクト 2024

最終レポート

埼玉の川辺を謎解きしながら身近な環境問題について学ぶ

REPORT
【入間川周辺を謎解きしながら、 身近な環境問題について学ぶ】

8月25日、飯能市の駿河台大学に集合し、市内を流れる入間川周辺を謎解きしながら、約60人の参加者が身近な環境問題について学びました。同大学の平井純子教授と里山コラボが監修した問題がスマートフォンアプリのLINEを使って出題され、ヒントを得ながら各所を巡りました。前日の雷雨の影響が心配されましたが、天候が回復し、暑い中でしたが、楽しく体験いただきました。

【地図を見ながら チェックポイントを回る】

埼玉県でのTOYOTA SOCIAL FES!!は、ほぼ毎年開催内容を変えて実施しています。今年は環境に関する謎解きを試みました。地図で示された場所へ行き、問題が出され、正解すると次のチェックポイントが現れます。難しい問題にはヒントもあり、参加者は試行錯誤しながら回答して進んでいました。

【自然環境を 観察しながら学ぶ】

謎解きは「入間川に生息し、ほかの魚を食べてしまう外来種の魚は」や「日本で自生する成長スピードが早く、増えすぎてしまったためにグリーンモンスターと呼ばれ、海外で深刻な環境問題となっている植物は」などが出題されました。参加者は「日差しが強く暑かったけど、湧き水を見つけたときは面白かった」、「地図が難しくて迷ったけど、3本一緒に生えているケヤキを見つけて楽しかった」と話ししていました。実際に自然環境を観察しながら学ぶことで、これから先の環境への意識が変わっていけばと考えています。

【川の国埼玉を知り、 環境について学ぶ】

今年は駿河台大学にご協力をいただき、スタート/ゴールとなる駐車スペースをお借りしました。また、平井教授のゼミ生ほか学生がボランティアとしてコースの要所となる場所に案内役として参加をしてくれました。そして昨年も協力していただいた里山こらぼのユーダイさんには平井教授とともに出題プログラムの作成をしていただきました。日差しが強く暑さが厳しい中での開催となりましたが、イベント終盤で川に入って涼みながら自然豊かな川の風景を観察し、参加された皆さんからは多くの笑顔を見ることが出来ました。活動を通して、川の国埼玉とその環境を身近に感じてもらえたと思います。

◆主 催:埼玉新聞社
◆後 援:埼玉県、飯能市
◆協 力:駿河台大学 平井ゼミ、一般社団法人里山こらぼ

「川の国埼玉」を知り、環境保全を学ぶ。次世代に美しい川の風景を残す 2023

最終レポート

埼玉を流れる川を学び、親しもう

REPORT
【入間川の環境保全学ぶ 「川の国」埼玉を知る】

飯能市を流れる入間川では、外来種(ブラックバスなど)が増え、在来種の生態系に影響を及ぼしています。開催前日、台風13号による降雨で川の中に入っての外来種の捕獲はできませんでしたが、駿河台大学の平井純子教授による講義を実施しました。参加者約70人のほか、よしもと住みます芸人てんぐさんと、くまだまさしさんも参加し、会場を盛り上げてくれました。

【飯能市ってどんな所? 外来種の駆除の必要性】

埼玉県でのTOYOTA SOCIAL FES!!は、ほぼ毎年開催内容を変えて実施しています。今年は「川」をテーマに、プログラムを行いました。まず平井教授による環境学習を行い、飯能市ってどんなところなのか、環境を保全していくためにはどのような活動が必要なのかを学びました。
参加した、くまだまさしさんは「笑顔で環境について学べたことが、すごく素晴らしいこと。すごく良い会」と振り返りました。てんぐのマジ川田さんは「なんとなく知っていたけど、なんとなくだったことがよく知れた」と話し、同横山ミルさんも「堅い内容ではなく、講師の先生の話もおもしろかった」と学びを深めていた様子でした。

【刺し網の現物に驚き! こんなに大きいんだ!】

講義の終盤では入間漁業協同組合様も参加し、実際に外来種捕獲に使用する「刺し網」を披露。参加者から「こんなに大きいんだ!」「こうやって魚を獲るんだね」と驚きの様子も見られました。参加した大学生の外池広季さんは「外来魚の持ち込まれ方などを知ることが出来た。機会があればまた参加したい」と目を輝かせていました。

【流れる川を学び親しみ 身近な生き物を大切に 美しい川の風景を残す】

本来であれば、川の中に入り、実際に外来種捕獲を行いたかったのですが、参加者は講義を通じて入間川の身近な魚の種類を覚えたり、普段から環境に対してどのようにして優しい生活が送れるのかを学びました。河川に親しみ次世代に美しい川の風景を残すための第一歩が踏み出せました。

◆主 催:埼玉新聞社
◆後 援:埼玉県、飯能市
◆協 力:入間漁業協同組合 駿河台大学平井ゼミ、一般社団法人里山こらぼ

埼玉の森を未来に残す。 2022

最終レポート

エコ贔屓の森(久喜市狐塚)を整備しよう!

REPORT
【埼玉の森を未来へ残す みんなで下草を刈ろう】

11月19日、久喜市狐塚にあるエコ贔屓の森の保全活動に、64人が参加。メインとなる、同所の下草刈りの作業後にもゴミを拾ったり、子どもたちは木の実を見つけたりと、各々が森の中での活動を楽しみました。

青天の下、参加者たちは森と親しみ、健全な森の育成には、この下草刈りの作業が必要となることを学びました。

【鎌を持ちみんなで作業 下草刈りの大変さを実感】

TOYOTA SOCIAL FES!!をエコ贔屓の森で開催するのは今回が初めて。開会式ではエコ贔屓の森を管理する豊田ふるさとづくり振興会の青木慶次代表理事から、健全な森を育成していくための作業の大事さを語ってもらいました。その後、参加者は鎌を持って森の中へ。鎌で行う下草刈りの作業は意外と力が必要です。地面に張った草などを鎌で刈り、刈った草はそのまま地面に放置し、木々の肥料にすることなども学びました。下草刈りの作業後には、落ちている空き缶やプラスチックゴミを拾ったり、子どもたちは森の中を探検して森に親しんでいました。

【貴重な体験に参加  力仕事に大粒の汗】

鎌を初めて持つ参加者がほとんどで、森の中での貴重な体験となりました。当日は11月にしては暖かい気候で、参加者たちは汗をかきながらの活動に精を出しました。「森を維持していく作業がこんなに力仕事とは思わなかった」(20代男性学生)「普段入らない森の中で、今までやったことがないことができて楽しかった」(男性小学生)「放置したまま置いておくとまた木々の栄養になるなんて知らなかった」(50代女性)と参加者たちは話していました。

【健全な森の姿になった エコ贔屓の森を未来へ。 人々が集える美しい森】

エコ贔屓の森は下草が刈られ、美しい森の姿となりました。子どもたちは思い思いに走りまわったり、追いかけっこをしたり、はしゃぎまわっていました。エコ贔屓の森は、人々が集える場所にしたいとの思いもあります。今回の活動を受けて将来的には、栗の木を植え、みんなで栗拾いができる環境にしようかとの声もありました。多くの人々が森と親しみ、埼玉の美しい環境を守っていく。そのきっかけづくりができたのではないかと感じています。

◆主 催:埼玉新聞社
◆後 援:埼玉県、久喜市
◆協 力:豊田ふるさとづくり振興会

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