未来へ残そう沖縄の自然
サガリバナとホタル観察の夕べ

【守るべき沖縄の自然を 感じよう】
沖縄の美しい自然を守るために開催されているTOYOTA SOCIAL FES!!が7月6日に開催され、「サガリバナとホタル観察の夕べ」をテーマに那覇市の末吉公園に生息するホタルやサガリバナ、その他の植物の観察を行いました。子どもから大人まで約90人が参加し、那覇市に残る大自然に関心を持ち、保全することの大切さを目的に活動を行いました。

【ホタルとサガリバナ、 貴重な自然を感じよう!】
夕日が沈み始めた19時ごろ、自動車による給電でライトアップされた観察会は、おきなわ環境クラブ下地邦輝会長の開会挨拶で始まりました。ガイドによる説明のもと、約2キロのコースを歩きながら植物に関するクイズに答えたり、サガリバナの生態系や末吉公園で観察できるホタルの種類などを配布された観察メモに取ったりしました。散策では、サガリバナやホタル以外にもヒカンザクラの標本木やクワズイモなど、末吉公園に生息する様々な植物や昆虫を観察することができました。

【那覇でホタル観察! サガリバナに笑顔満開】
サガリバナは夏の風物詩で梅雨明けの6月下旬から見ごろを迎えます。日没後20時頃に花を咲かせ、甘い香りを漂わせるのも特徴の一つです。また末吉公園でよくみられるホタルは、オキナワスジボタル、クロイワボタル、オキナワマドボタルの3種類です。道のくぼみや木にはたくさんのホタルやその幼虫が止まっていて、ホタルのイルミネーションの様でした。糸満市から参加の玉城花さんは「今まで写真でしか見たことが無かったホタルを見ることができてうれしかった。暗く、湿気が多い場所であればホタルが生活できることを学んだ。」と話してくれました。

【身近に残る沖縄の自然 守るのはわたしたち】
観察会を通して、サガリバナやホタルを守るためには、きれいな水が必要だということ、無駄な光を出さないことが重要だと学びました。「環境」というのは、自分たちを取り巻くすべてのもの。昔は人との関わりが少ない自然の中で生きてきたこれらの生き物が、私たちの暮らしとの関わりの中でどんな影響を受けているのか、私たちは考えなければなりません。街中の公園でも、多くの野生の生き物が暮らしているこの末吉公園。そんな宝物のようなこの場所で沖縄の豊かな自然を体感する貴重な時間になりました。これからもみんなで沖縄の自然を守っていきましょう。

◆主 催:特定非営利活動法人おきなわ環境クラブ
◆後 援:那覇市
◆協 力:琉球新報社
未来の子どもたちへ残したい沖縄の環境を保全する
街なかマングローブで環境を学び、保全しよう!

【守るべき沖縄の自然を 感じよう】
沖縄の美しい自然を守るために開催されているTOYOTA SOCIAL FES!!が11月4日に開催され、県内で2回目の活動となる今回は「街なかマングローブで環境を学び、保全しよう!」をテーマに那覇市の漫湖水鳥湿地センター周辺でマングローブ林やそこに生息する動植物の観察、植栽活動を行いました。子どもから大人まで63名が参加し、身近にある自然について関心を持つことを目的に活動を行いました。

【ラムサール条約に 登録された水鳥の中継地】
漫湖水鳥・湿地センターの周辺には、ラムサール条約に登録された湿地「漫湖」があります。漫湖は、河口にできた干潟で海から3km程度内陸にありますが、海と同じように潮の満ち引きがあります。東アジアとオーストラリアを行き来する水鳥の中継地であり、多くの水鳥がみられ、これまでに170種類以上の鳥類が観察されています。また、水鳥のエサとなるカニや貝など様々な底生生物が生息していることも特徴のひとつです。

【湿地帯の環境や 生物を観察 ツワブキの植栽も】
参加者たちはグループに分かれ、おきなわ環境クラブのガイドの説明を聞きながら約1時間半のコースを回りました。はじめに湿地帯に生息するマングローブ林や生き物についてクイズに答えるなど楽しみながら説明を受けた後、フィールドワークでは、林の中で休息するサギや泥の中から顔を出すトントンミーを観察しました。また、上流から漂着するゴミが生物へ大きな影響を与えていることを学び環境保全を考えるきっかけになりました。遊歩道では冬にも緑が生い茂り、何年も枯れずに生き残る特性がある「ツワブキ」の植栽活動も行い、水辺の環境を整える手伝いをしました。

【豊かな自然環境を守るも、 壊すもわたしたち】
活動を通して漫湖には、多種多様な生物が住む豊かな自然が広がっていること、その自然を守るために水辺の環境を整える努力があることを学びました。しかしその傍らには、漂流したゴミが原因で釣り糸が脚に絡まりエサを取ることができなくなった水鳥や、誤ってゴミを飲み込み窒息する生き物がいることを知りました。自然環境を守るのも、壊すのも私たち人間です。日常の自然に目を向け、それをどう守っていくのか考えること、行動していくことが大切です。これからもみんなで沖縄の自然を守っていきましょう。

◆主 催:特定非営利活動法人 おきなわ環境クラブ
◆後 援:那覇市、豊見城市
◆協 力:琉球新報社
未来の子どもたちへ残したい沖縄の環境を保全する
サガリバナとホタル観察の夕べ

【那覇市に残る大自然を 知っていますか?】
新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となっていたトヨタソーシャルフェスが3年ぶりに開催されました。
第1回は7月9日に那覇市の末吉公園でサガリバナとホタル観察をテーマに行われ、現地開催とオンライン開催合わせて87名が参加しました。天候にも恵まれ、那覇の街中にある末吉公園でサガリバナやホタルはどのように生きているのか学びました。

【ホタルとサガリバナ、 貴重な自然を感じよう!】
夕日が沈み始めた19時ごろ、自動車による給電でライトアップされた観察会は、おきなわ環境クラブ下地邦輝会長の開会挨拶で始まりました。ガイドによる説明のもと、約2キロのコースを歩きながら植物に関するクイズに答えたり、サガリバナの生態系や末吉公園で観察できるホタルの種類などを配布された観察メモに取ったりしました。約1時間半の散策では、サガリバナやホタル以外にもヒカンザクラの標本木やクワズイモなど、末吉公園に生息する様々な植物や昆虫を観察することができました。

【那覇でホタル観察! サガリバナに笑顔満開】
サガリバナは夏の風物詩で梅雨明けの6月下旬から見ごろを迎えます。日没後20時ごろに花を咲かせ、甘い香りを漂わせるのも特徴の一つです。参加者もその香りを体験しました。また末吉公園でよくみられるホタルは、オキナワスジボタル、クロイワボタル、オキナワマドボタルの3種類です。道のくぼみや木にはたくさんのホタルやその幼虫が止まっていて、ホタルのイルミネーションの様で参加者から「とってもきれい!」という声が上がりました。

【身近に残る沖縄の自然 守るのはわたしたち】
観察会を通して、サガリバナやホタルを守るためには、きれいな水が必要だということ、無駄な光を出さないことが重要だと学びました。昔は人との関わりが少ない自然の中で生きてきたこれらの生き物が、わたしたちの暮らしとの関わりの中でどんな影響を受けているのか、わたしたちは考えなければなりません。街中の公園でも、多くの野生の生き物が暮らしているこの末吉公園。そんな宝物のようなこの場所で沖縄の豊かな自然を体感する貴重な時間になりました。これからもみんなで沖縄の自然を守っていきましょう。

◆主 催:特定非営利活動法人おきなわ環境クラブ
◆後 援:那覇市・那覇市教育委員会
◆協 力:琉球新報社