野鳥観察等を通じて福島潟の水辺の生態系、新潟の湿地「潟」の生物多様性を体感する
福島潟で野外バードウォッチングを体験しよう!

【野鳥観察から考える 福島潟の環境保全】
「次世代の環境のために」をテーマに地域の未来をつくる環境活動を全国で展開するTOYOTA SOCIAL FES‼ 新潟県では11月12日(日)、新潟市北区の福島潟で野外バードウォッチング体験が開催されました。当日は曇り空の下、親子連れや学生ボランティアなど、108名の参加者が集合! 会場には、環境にやさしい次世代ハイブリッドカー プリウスを展示。車から直接電気を取り出せる給電機能を使ったCM放映が参加者たちの注目を集めていました。

【自然の宝庫 福島潟を楽しもう!】
開会式では、ビュー福島潟の佐藤安男さんが「皆さんのパワーが通じて天気が良くなりました。福島潟の自然を楽しんでください」と笑顔で挨拶。このとき、佐藤さんが使っていた拡張器の電力もプリウスからの供給。開会式の後は双眼鏡の使い方を習い、いよいよ福島潟へ向かいます!

【間近で観察できる さまざまな野鳥に感動】
にいがた野鳥の会会員の案内で、まずはマガモを発見。頭部が美しい緑色のオスと頭部が茶色いメスの見分け方を聞き、双眼鏡で確認して「本当だ!」と喜ぶ子どもたち。グァグァッという鳴き声が面白いカワウ、小さくてかわいいコガモのほか、ダイサギ、カンムリカイツブリ、オオバンなど、普段見ることのできない野鳥を観察し、その生態を学びました。
「さまざまな種類の野鳥を見ることができてうれしいです」と参加した親子。ビュー福島潟の展望テラスからもオオヒシクイが群れで飛び立つ様子や白鳥の親子を見て、約1時間の野外バードウォッチングが終了しました。

【福島潟の豊かな自然を 次世代に引き継ぐ】
最後はビュー福島潟ホールで座学。福島潟ではこれまで220種以上の野鳥が観察されていることなどを学習。続いて野鳥クイズが行われ、カウンターを使って写真の鳥の群れを数えるクイズに大人も子どもも盛り上がりました。福島潟の豊かな自然を体感した参加者たち。「貴重な自然が残っている福島潟を初体験できて良かったです」と新潟食料農業大学1年生の草彅由依さん。新潟医療福祉大学1年生の山﨑夢空さんも「野鳥の会の方の解説も楽しく、また野鳥を見に訪れたい」と話しました。次世代に福島潟の豊かな自然を引き継ぐために、みんなで守っていきましょう。

◆主 催:新潟日報社
◆共 催:新潟市
野鳥観察等を通じて福島潟の水辺の生態系、新潟の湿地「潟」の生物多様性を体感する
福島潟で野外バードウォッチングを体験しよう!

【福島潟の生態系を知る環境プロジェクト】
地域の自然環境をテーマとした環境活動を全国で展開するTOYOTA SOCIAL FES!!新潟県では 11月13日(日)、新潟市北区の福島潟で野外バードウォッチング体験が開催されました。
当日の天候は曇り。親子連れなど約100名の参加者が集まり始めた会場には、非常時給電機能を備えたハイブリッドカーのAQUAを展示。車のバッテリーでパソコンや音響設備が稼働する様子を、子どもたちも興味深そうに眺めていました。

【鳥のさえずりBGMに いよいよ開会】
開会式では、ビュー福島潟の佐藤安男さんが「10月にオオヒシクイやコハクチョウが福島潟に飛来しました。きょうは今の時期らしい福島潟の姿を見られると思いますよ」と話しました。その後も、関係者のあいさつに重なるように鳥のさえずりが聞こえてきます。「早く見においでよ」と鳥たちが誘っているようです。

【本物を間近で観察 貴重な体験に夢中】
福島潟は日本有数の野鳥の宝庫です。観察スポットでは、真っ黒い体をしたカワウが「くいの上で体を乾かしていますよ」と野鳥観察員が説明。「ウグルル、ウグルル」と鳴き声も聞こえてきます。参加者は飛び交うオオヒシクイや水面を動き回るマガモやコガモなどに双眼鏡を向けながら、オスメスの見分け方や餌について熱心に質問していました。そこへ冠をかぶったような黒いとさかが特徴的な水鳥・カンムリカイツブリが登場。餌を探しに何度も水の中に潜ります。「写真でしか見たことがなかったから、本物をみることができてうれしい」と、子どもたちは目を輝かせていました。

【日本有数の生物多様性 福島潟の自然を未来へ】
バードウォッチングの後は、ビュー福島潟のホールで座学の時間です。福島潟は冬の間220種以上の野鳥が生息すること、日本有数の生物多様性を誇ることなどが紹介されました。その後、新潟で越冬するハクチョウ家族の物語をスクリーンで視聴し、野鳥に関するクイズにも挑戦。カウンターを使って写真の鳥の群れを数える体験は、特に盛り上がりました。新潟には鳥屋野潟や佐潟など野鳥のすみかがたくさんあります。鳥たちが安心して暮らせるように、そして春になって渡り鳥が無事に飛び立てるように、そっと見守りたいですね。

◆主 催:新潟日報社
◆共 催:新潟市
野鳥観察等を通じて福島潟の水辺の生態系、新潟の湿地「潟」の生物多様性を体感する
親子で野外バードウォッチングを体験しよう!

【TSF!!2021】新潟開催
【天気は快晴!野鳥観察日和でした】
新潟県では「親子で野外バードウォッチングを体験しよう!」をテーマに、新潟市北区にある水の公園福島潟自然学習園にてTOYOTA SOCIAL FES!!を開催しました。10月10日(日)9時30分~12時。現地開催と併せてオンライン同時配信も実施しました。天候は快晴、気温は30度を超える夏のような一日となりました!

【野鳥の生態に触れたりじっくり考える一日】
海・山・川の自然にあふれている新潟では「水のある豊かな暮らし」をテーマに、福島潟を舞台として、水辺の植物や小動物を学びながら、在来植物の植栽などを展開してきました。7回目となる今年は「親子で楽しむバードウォッチング」を実施。福島潟は一年を通じて250種類以上の野鳥が姿を見せる、野鳥の楽園。鳥たちの営みを双眼鏡で観察したり、独特の鳴き声を聞き分けながら、水辺の豊かさを感じてもらいました。自然学習園で1時間ほど野鳥を観察し、その後はやさしい鳥講座という座学を実施しました。

【普段見られない鳥を見ることができた】
野外バードウォッチングでは、7~9人のチームが7班に分かれて野鳥観察員の方々と活動を共にしました。参加者達は自然学習園を散策しながら野鳥を観察。双眼鏡を手にさまざまな鳥の姿を見て回りました。当日参加いただいた小学生の女の子は「初めて福島潟にきて、たくさんの鳥をみることができた。」「観察したら思った以上に大きくて驚いた。」と目を輝かせていました。座学では、実際にカウンターを手にスクリーンにうつる鳥を数える実践型の講義もあり、子供たちは楽しそうに鳥を数えていました。

【見ることのできた鳥は?】
当日はカンムリカイツブリやモズ、アオサギ、キジバト、トビにヒヨドリ、カワウなど、計19種類の野鳥を観察できました。子どもを巣立たせていた鳥や、日向ぼっこをする鳥、水辺でくつろぐ鳥など、野鳥の1日の暮らしを感じることができる活動でした。福島潟は自然の宝庫ではありますが、人もたくさん来る場所でもあります。野鳥や草花のためにゴミなどを残さないようにしたいと感じました。

新型コロナウイルスの影響で大幅に人数を減らしての実施でしたが、現地にてご参加いただいた方々はとても楽しそうに活動されていたのが印象的でした。実際に自然に触れて、見て、感じられることが環境活動の醍醐味なのだと思いますが、今年度はオンラインにてお申込みいただいた方も沢山いらっしゃり、多くの方に関心を持っていただけたのなら嬉しい限りです。

【これからの環境活動】
これからの暮らしの中では、ただただ生活を営むのではなく、身近にある草花や野鳥や小動物の暮らし・生活を感じることが自然環境について考えるきっかけになるのではないでしょうか。常にアンテナを張るのは難しいかもしれませんが、飛んでいる虫や鳥、生えている草木に触れてみるだけでもいいのかもしれません。またゴミが落ちていたらゴミ箱に入れる、鳥が食べてしまうようなプラゴミは絶対に残さない。持ってきたものは持ち帰る。など当たり前のことができるといいですね。私たちの営みが自然の食物連鎖を壊してしまう可能性があることも意識したいところです。参加してくださったみなさん、ありがとうございました!
