HOKKAIDO 北海道 06 TOYOTA SOCIAL FES!! Presents クリーン北海道プロジェクト with 北海道新聞社

クリーン北海道プロジェクト 2024

最終レポート

湧別川をまるごと楽しもう!

REPORT
【自然と触れ合い 環境について考えよう】

自然に触れ、環境の大切さを学ぶクリーン北海道プロジェクト。今年は道内各所で計7回の活動を行っています。第3弾は湧別川河川敷での清掃活動や自然を楽しみ学ぶ体験をしました。北見山地の天狗岳からオホーツク海へ流れる湧別川は、その流域に豊かな自然が残っている地域です。開催日の7月28日は晴天。家族連れなど75名の参加者たちが集まりました。

【美しい自然を次の世代へ 川の環境を楽しく学ぶ】

まずは川辺の清掃活動。量は少ないながらも、ペットボトルなどの資源ゴミが落ちていたため、継続的な清掃活動の大切さをあらためて感じました。ゴミ拾いの後は魚類の採取と水質調査。ウグイやエゾウグイ、モクズガニ、フクドジョウが大量に採取できました。水質がきれいな川にしか生息できない生き物ばかりで、湧別川は見た目だけではなく、本当にとてもきれいな川であると実感。特定外来生物のウチダザリガニも多く、生態系が脅かされていることもわかりました。

【湧別川に親しみ 豊かな自然を満喫】

午後からは川釣りやカヌー、植物観察などで自然をたっぷり堪能。川の水はひんやりして気持ちよく、虫も多く夏本番の大自然を体感できました。「一番楽しかったのは魚釣り!きれいな川にしか生息しないヘビトンボを直接捕まえることもできてうれしかった」(9歳女子)「全部楽しかった!もっともっとやりたかったけれど時間が来て残念。川で黒曜石を見つけることができてびっくり。家族みんなで集めて楽しかった」(12歳女子)など、参加者たちの楽しげな声も聞かれました。

【小さな活動の積み重ねが 美しい川の未来につながる】

生物や植物、川にたっぷりと触れ合い参加者たちは大満足。保護者たちも「理科の授業を受けているようで面白かった」と楽しめた様子でした。安全に川に入って遊べる貴重な機会なのでぜひ継続してほしいとの声もありました。「今年も多くのお子さんが楽しんでくれて非常にうれしい。これからも湧別町の自然に触れ合いつつ、健やかに成長していってほしい」と参加した関係者は話します。今日の体験から、川辺の環境を保全することが実際に触れた生物の生育環境を守ることにつながると実感できました。今後の活動への期待も高まります。

◆主催:ゆうべつアウトドアクラブ YU-PAL、湧別川のサクラマスを考える会、遠軽町河川愛護少年団川の学校
◆後援:湧別町教育委員会、網走開発建設部、サッポロ エコロジー事務所、FRSコーポレーション(株)、北海道新聞北見支社

神秘の大地 北海道の自然を守る 2023

最終レポート

湧別川をまるごと楽しもう!

REPORT
【自然と触れ合い 環境について考えよう】

自然に触れ、環境の大切さを学ぶクリーン北海道プロジェクト。12年目を迎える今年は道内各所で計7回の活動を行っています。第3弾は湧別川河川敷で清掃活動や自然を楽しみ学ぶ体験をしました。
北見山地の天狗岳からオホーツク海へ流れる湧別川は、その流域に豊かな自然が残っています。開催日の7月30日は30度を超える真夏日。熱中症対策も万全に、家族連れやトヨタ販売店の方々など約60名の参加者たちが集まりました。

【美しい自然を次の世代へ 川の環境を楽しく学ぶ】

まずは川辺の清掃活動。量は少ないながらも、ペットボトルなどの資源ごみが落ちていたため、継続的な清掃活動の大切さをあらためて感じました。ごみ拾いの後は魚類の採取と水質調査。ウグイやエゾウグイ、モクズガニ、フクドジョウが大量に採取できました。水質がきれいな川にしか生息できない生き物ばかりで、湧別川は見た目だけではなく、本当にきれいな川であると実感。特定外来生物のウチダザリガニも多く、生態系が脅かされていることも分かりました。

【湧別川に親しみ 豊かな自然を満喫】

午後からは川釣りやカヌー、植物観察などで自然をたっぷり堪能。川の水位も安定し、虫も多く夏本番の大自然を体感できました。
「カヌーが楽しかった」「いっぱい植物を集められた」と小さな子どもたちにも大好評。「先月旭川で参加し、とても楽しかったのでアクティビティー大好きな姉妹そろって参加した。川に入ったのは久しぶりで、童心に返り、とても楽しめた。子どもから大人まで楽しめるすてきなイベント」と参加した20代の女性2人連れも笑顔で話していました。

【小さな活動の積み重ねが 美しい川の未来につながる】

生物や植物、川にたっぷりと触れ合い参加者たちは大満足。子どもたちはもちろん、保護者の方も「理科の授業を受けているようで昔を思い出し面白かった」と楽しめた様子でした。
「毎年楽しみにしてくれている人がいてとてもうれしい。今年も事故、けがなどなく楽しんでいただけたようで安心しました。これからも自然の大切さを楽しみながら学んでほしい」と参加した関係者は話します。
今日の体験から、川辺の環境を保全することが実際に触れた生物の生育環境を守ることにつながると実感できました。今後の活動への期待も高まります。

◆主 催:ゆうべつアウトドアクラブYU‐PAL、湧別川のサクラマスを考える会
◆後 援:湧別町教育委員会、網走開発建設部、サッポロ エコロジー事務所、FRSコーポレーション株式会社、北海道新聞北見支社

神秘の大地 北海道の自然を守る 2022

最終レポート

湧別川をまるごと楽しもう!

REPORT
【自然とふれあい 環境について考えよう】

自然に触れ、環境の大切さを学ぶクリーン北海道プロジェクト。11年目を迎える今年は道内各所で計7回の活動を行います。第2弾は湧別川河川敷での清掃活動と、その後行われた自然環境とのふれあい体験の様子をご紹介します。

晴天に恵まれた7月31日は絶好のイベント日和。暑かったこともあり、早く川に入りたい!と気持ちの高まった参加者たちが集まりました。

【地域の自然に関心を持ち 行動を起こそう】

参加したのは、近隣の小学生の親子など、家族連れを中心とした約60名。湧別町からの参加はもちろん、北見市や旭川市から来た方も。北見山地や天狗岳からオホーツク海へ流れる湧別川は、その流域に豊かな自然が残っている地域です。身近な大自然に親しむと、その環境の豊かさ・美しさをあらためて感じられます。皆で川辺をきれいにし、湧別川に生息する生物や植物について楽しく学びつつ、釣りやカヌー体験もしてたっぷり楽しみましょう、と説明を受け、参加者たちは清掃活動を開始しました。

【湧別川に親しみ 自然の豊かさを感じよう】

気温が30度を超える中、全員で行った清掃活動は、少量のごみを収集してあっという間に終わりました。参加者たちはもっとごみがあると思っていたようで、湧別川がいつもきれいに保たれていることに感動していました。
ごみ拾いの後は川虫や魚類の採取と水質調査。エゾウグイやヒラタカゲロウなどの生物を水槽に入れて観察し、生命を育む湧別川のきれいな水質を実感できました。
午後からは川釣りやカヌーなどの川遊びも実施。川釣りでは途中足りなくなった餌になる虫を現地調達し、たくさんの魚を釣り上げることができました。ライフジャケットを着用し川に流される、という体験もあり、参加者たちは全身で川を楽しみました。参加の小学生(10代)は「大きなウグイが釣れて楽しかった。川の周りには外来の植物が多いことも学べた。他の開催地にも参加したい」と笑顔で話していました。

【美しい川の未来につながる】

「今回も皆さんに喜んでいただいて大成功でした。熱中症などのアクシデントもなく、安全に湧別川を楽しんでいただけたと思います。小さい頃に身近な自然に直接触れることが、大人になっても環境保全の大切さを意識することにつながると思います。またたくさんの方に参加してほしいですね」と参加した関係者は話します。
今日の体験から、川辺の環境を保全することが、実際に触れ合った植物や生物の生息環境を守ることにつながると実感。今後の活動への期待も高まります。

◆主 催:ゆうべつアウトドアクラブYU-PAL、湧別川サクラマスを考える会
◆後 援:湧別町教育委員会、網走開発建設部、サッポロ エコロジー事務所、FRSコーポレーション株式会社、北海道新聞社

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