HOKKAIDO 北海道 04

クリーン北海道プロジェクト 2025

最終レポート

釧路でなにかが始まりそうな日。

REPORT
【釧路で「やりたい」を形にする一日】

道内でのさまざまな取り組みを通して環境の大切さや地域課題を考えるTOYOTA SOCIAL FES!!。13年目の今年も道内各所で計7回の活動を行いました。最終回は11月30日、釧路市で開催された「釧路でなにかが始まりそうな日。」の様子をご紹介します。初冬の澄んだ空気の中、年齢を問わず釧路を思う約60人が会場の釧路公立大学に集まり、これからの釧路を語り合いました。

【7組が熱い想いを発表未来のアイデアが動き出す】

アイスブレイクの後、7組の登壇者による5分間のプレゼンテーションが行われました。釧路で実現したい企画や挑戦したいテーマが次々と披露され、参加者たちは真剣なまなざしで耳を傾けました。続くグループワークでは、興味のある登壇者のもとに参加者が集まり、大学内の各教室で対話を開始。年齢や立場を越えた多様な人々が、同じ目線で意見を交わし、価値観や経験が混ざり合う対話が生まれていきました。最初こそ緊張が残っていたものの、時間が経つにつれ会話や笑顔が広がり、会場全体が熱気に包まれました。

【対話から生まれる次の一歩グループごとの発表も白熱】

グループワークのテーマは、「アイデアを実際にどう動かすか」。必要な人材、実現までのプロセス、最初の一歩となるアクションなど、具体的な視点から深めていきました。最後には各グループが今後の展開や可能性を共有。発表を受けて参加者自身が「これから挑戦したいこと」を書き出すワークにも取り組み、一人ひとりが釧路での〝次のアクション〟を思い描く時間となりました。今回は室内型のワークショップ形式でしたが、互いの思いを受け止め合い、地域を良くしたいという気持ちが連鎖する、まさに「人の心を動かす活動」となりました。

【閉会後も名残惜しく釧路の未来に灯る希望】

閉会後も多くの参加者が会場に残り、名残惜しそうに交流を続けていました。初対面とは思えない自然なつながりが生まれ、運営関係者もその熱意に圧倒されるほどでした。「自分より若い世代が地域のために動いている姿に驚いた。また参加したい」「初めて参加したが、新しい視点に触れられてよかった。今回立ち上げたサークルにぜひ参加してほしい」などの声が寄せられ、関係者からも「意見の数もまとめる力もすべてがすごかった。志を持った人がこんなにたくさん釧路にいることを知れてよかった」との感想が聞かれました。一人参加の人が多かったにもかかわらず、閉会後には誰もが友人のように語り合い、実際に〝いつ・何を開催するか〟という宣言まで生まれた今回のイベント。釧路のこれからの可能性が力強く感じられる一日となりました。

◆主 催:釧路わかもの△カイギ実行委員会(釧路公立大学、一般社団法人ドット道東)
◆後 援:北海道新聞社、釧路市
◆企画制作:北海道新聞社営業局

クリーン北海道プロジェクト 2024

最終レポート

動物との触れ合いから感じよう!自然環境保全の大切さ

REPORT
【牛の生命に触れ 環境の大切さを考えよう】

自然に触れ、環境の大切さを学ぶクリーン北海道プロジェクト。13年目の今年も道内各所で計7回の活動を行っています。今回は酪農の重要性と命の大切さを学ぶ体験の様子をご紹介します。10月5日、小雨降る肌寒い秋の気温の中、家族連れなど97名が集まりました。

【乳しぼりにエサやり はじめての酪農体験】

釧根エリアは北海道内でも有数の酪農王国で、渡辺体験牧場は摩周山麓の草原に70 の土地と120頭の乳牛を持つ牧場です。参加者たちは、2班に分かれて体験をスタートしました。一頭の乳牛からは、1日2回に分けて30~50ℓほど搾乳することが可能です。乳しぼりにはコツがいり、参加者たちは悪戦苦闘。おいしいバター作りには力と根気が必要で、牛のエサやり体験では、牛たちが機敏に舌を動かして餌をねだる様子にみな驚いていました。トラクターで大草原を周遊し、北海道の広大さに感動する体験も。寒さを感じながらも大満喫して楽しむことができました。

【牛乳もバターも すべて牛からできている】

参加者たちは普段は馴染みのない牛との触れ合いに大満足。子どもたちは大喜びで体験が終わっても草原で遊び続けました。参加者からは「バター作りが一番難しかった。でもバターも牛乳もすごく美味しくて楽しかった」(小学生)「バターづくりはいい体験になった。固めるのが少し難しかったが、味は抜群に良く、やはり鮮度が良いと牛乳もバターもすごく美味しくなるのだと実感」(30代)「子どもが牛乳大好きで毎日牛乳を飲んでいるので、参加できて本当にうれしい。普段飲んでいる牛乳の成り立ちや、紙パックからできるのではなく生き物から出ているんだと実感でき、よい経験になった」(30代)といった感想も聞かれました。

【環境意識の高まりは 実際に体験するところから】

「みなさん寒い中、とても楽しそうに参加していた。参加者が満足そうで何よりです」と関係者は話します。10月の釧路は非常に寒く、風が強く吹いていましたが、参加者たちは、充実した時間を過ごしました。普段何気なく飲んでいる牛乳が、どうやってわたしたちのところへやってくるのか。牧場での実際の体験を通して、体感することができました。牛との触れ合いで動物の生命力をしっかりと感じた参加者たち。環境への意識の高まりや気づきには実際に体験をして触れることが大切との思いを新たにしました。

◆主 催:渡辺体験牧場
◆後 援:北海道新聞釧路支社

神秘の大地 北海道の自然を守る 2023

最終レポート

生態系の宝庫、美しい釧路湿原を知ろう!

REPORT
【雄大な自然に触れ 環境の大切さを考えよう】

道内でのさまざまな取り組みを通して自然に触れ合い、環境の大切さを学ぶクリーン北海道プロジェクト。12年目の今年も道内各所で計7回の活動を行っています。第6弾の舞台は釧路市。雄大な釧路湿原で行われた体験の様子をご紹介します。晴天に恵まれた9月23日、釧路市民を中心に約40名が集まりました。

【外来種オオアワダチソウ 刈り取り大作戦】

釧路湿原にはヨシやハンノキなどで構成される低層湿原が広範囲にあり、さまざまな生き物を支えています。しかし、近年外来植物であるオオアワダチソウなどが湿原周辺に生い茂り、在来植物の生育地をおびやかしています。
キラコタン岬付近へバスで移動すると、見渡す限り辺り一面にオオアワダチソウが繁茂。在来植物に比べ草丈も高く、繁殖力も強いため在来植物が繁殖しにくい環境となっていました。生い茂る外来植物を前に、やる気にあふれた参加者たち。2時間ほどで各々45ℓのごみ袋3つをいっぱいにするほど外来植物を刈り取り、その量はごみ袋115個分、総重量215kgにもなりました。

【最後の聖域キラコタン岬で 大自然を堪能】

お昼休憩の後は、広大な釧路湿原を散策。午前中の疲れも吹き飛ぶ湿原の雄大な景色を堪能しました。「外来植物を引き抜くのが楽しく、散策では湿原の成り立ちが分かり勉強になった。また釧路湿原に来たい」苫小牧市の松木繭里咲さん(小5)。
室蘭市の会社員関口規夫さん(44歳)は今年3回目の参加。「釧路湿原に来たのは初めて。人があまり立ち入ることができない豊かな大自然に感動した。外来植物は駆除してもまだ多く、このような取り組みがもっと広まって欲しい」と話しました。

【環境意識の高まりは 実際に体験するところから】

活動後は見違えるほどの成果を感じられましたが、まだ奥の方には途方もない量のオオアワダチソウが繁茂しています。外来植物の繁殖する勢いは強いですが、継続的に駆除をすることにより抑制効果が期待できます。参加者たちは、引き続き駆除を行う継続的な活動こそが環境保全に大切なことだと学ぶとともに、携帯の電波が届かない湿原の奥地で何時間も過ごしたことで、思いがけず「デジタルデトックス」の機会にもなりました。外来植物の大量駆除で達成感を得た参加者たち。環境への意識の高まりや気づきには実際に体験をして触れることが大切との思いを新たにしました。

◆主 催:NPO法人釧路湿原やちの会
◆後 援:北海道新聞釧路支社

神秘の大地 北海道の自然を守る 2022

最終レポート

生態系の宝庫、美しい釧路湿原を知ろう!

REPORT
【豊かな自然の中で 環境の大切さを考えよう】

道内でのさまざまな取り組みを通して自然と触れ合い、環境の大切さを学ぶクリーン北海道プロジェクト。11年目の今年も道内各所で計7回の活動を行いました。

最終回は雄大な釧路湿原という豊かな自然に恵まれた標茶町で行われた体験の様子をご紹介します。晴天ながらも風の強い11月26日、気温は12度。夫婦や親子連れ、友人同士など約30名が集まりました。

【楽しみにしていたカヌー 体験が強風のため中止に】

前回の釧路開催時は荒天で中止になったということもあり、今年こそはと意気込んで参加いただいた方も多く、遠方からもやる気に満ちた参加者たちが集まりました。しかし前日の予報より開催が危ぶまれるほどの強風で、カヌー体験は中止に。楽しみにしていた参加者からは残念がる声も聞こえました。気を取り直して行ったのが、代替プログラムの標茶町博物館「ニタイ・ト」と塘路湖エコミュージアムセンター「あるこっと」の見学です。

【生態系の宝庫 釧路湿原の魅力を知る】

アイヌ語で「ニタイ」は森「ト」は湖の意味。「ニタイ・ト」は森の緑と美しい塘路湖を指し、野鳥や動植物を身近に感じ標茶町の自然と歴史を学べる博物館です。充実した展示と学芸員の丁寧な説明により、有意義な時間となりました。「自分たちの住む地方の自然について深く知ることができた」(小学生男子)「地元にこのような博物館があったことを知らずにいた。展示内容が充実していて、この地域の成り立ちをあらためて知った」(50代男性)「町の歴史や湿原の成り立ちを知る良い機会になった」(50代女性)など、参加者たちはそれぞれの発見を楽しんでいました。

【環境意識の高まりは 身近なところの気付きから】

体験が終了し、参加者に向けて「カヌーは実施できませんでしたが、地元の博物館を見学でき、その充実ぶりに皆さん満足された様子で何よりです。カヌーイベントは次回も企画するので、ぜひまた参加してほしい」と話す主催者。強風で実施できなかったことは残念ですが、地元の自然・歴史を学ぶプログラムに変更になっても地元参加者の満足度は高く、新たな発見が多くあったようです。環境への意識の高まりにはこうした気付きが大切。ぜひこの思いを未来につなげていきましょう。

◆主 催:釧路川カヌーネットワーク事務局
◆後 援:釧路湿原国立公園連絡協議会、釧路開発建設部、北海道新聞社

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