CHIBA 千葉 TOYOTA SOCIAL FES!! Presents 千葉の海を知り、学び、守るプロジェクト with 千葉日報社

千葉の美しい海を保全し、豊かな自然を未来へ SDGs14「海の豊かさを守ろう」  2023

最終レポート

館山湾の豊かな生態を知り、美しい海について考えよう!

REPORT
【豊かで美しい館山湾を 守り、次世代へと繋ぐ】

房総最南端の館山で行われたTOYOTA SOCIALFES!!
館山湾では地球温暖化による海水温の上昇で海の生態系に影響が出ています。また、その地形や海流により海岸に漂流物が流れ込むため、プラスチックを含む海洋ゴミなどの悪影響が危惧されています。鏡ケ浦とも呼ばれる美しい館山湾を次世代に繋いでいくため、自然環境を守る活動を行いました。

【自分だけの色鮮やかな マイタンブラーを制作】

朝から快晴となった7月22日。午前と午後の部合わせて約100人が県内や首都圏近郊から参加しました。「館山湾の豊かな生態を知り、美しい海について考えよう!」をテーマに、ウミホタル発光実験や新井海岸の清掃、自分だけの色鮮やかなマイタンブラー作りに挑戦しました。

【青白く光るウミホタル 大人も子どもも大興奮】

〝渚の駅〟たてやま「海辺の広場」飼育員の生貝正徳さんが講師を務めたウミホタル発光実験では、無数のウミホタルが放つ淡く青白い光に参加者から驚きと歓声が広がりました。毎年、参加者に人気のプログラムで、ウミホタルの輝きに夢中になって楽しんでいました。
海岸清掃は、波の音や踏みしめる砂浜の感触などを感じながら、海岸に落ちているゴミを拾い集めました。オリジナルのマイタンブラー作りでは、魚やペンギンのイラストなどをハサミで丁寧に切り取り、貼りつけることで自分だけのタンブラーを制作しました。参加者が熱心に取り組み、世界でただ一つの宝物となりました。

【海岸清掃に真剣な姿も 千葉の海を守る活動を 今後も続けていく】

昨年に引き続き現地開催となったTOYOTA SOCIAL FES!! 年ごとにリピーターも増え、これまで県内外から多くの方が千葉の海を守る活動を行ってきました。今回の清掃活動では時間ギリギリまで真剣にゴミ拾いをされる参加者の姿も見受けられ、環境保全活動の意義が伝わっているのだと強く感じました。
また、「来年もぜひ家族で参加したい」といった嬉しい声もいただきました。自然の豊かさや海の環境問題に触れることで、みんなで考え、未来を創造する活動を今後も続けていきます。

◆主 催:千葉日報社
◆共 催:たてやま海まちフェスタ実行委員会
◆後 援:館山市、館山市教育委員会
◆協 力:〝渚の駅〟たてやま 海辺の広場

千葉の美しい海を保全し、豊かな自然を未来へ SDGs14「海の豊かさを守ろう」 2022

最終レポート

館山湾の豊かな生態を知り、オリジナルのECOバック作りに挑戦しよう!

REPORT
【豊かで美しい館山湾を 次世代に繋いでいく活動】

房総最南端の館山で行われた「TOYOTA SOCIAL FES!!」。

地球温暖化の影響で海水温が上昇し、千葉の海の生態系にも異変が起きています。館山湾では、その地形や海流により海岸に流氷物が流れ込むため、プラスチックゴミがもたらす悪影響が危惧されています。鏡ケ浦とも呼ばれる豊かで美しい館山湾を次世代に繋いでいくための保全活動を行いました。

【普段使いできるECO バッグ作りに挑戦!】

前日までの雨が上がり、朝から快晴となった7月18日。午前・午後の部、合わせて約100人の方が市内外から参加しました。「館山湾の豊かな生態を知り、オリジナルのエコバッグ作りに挑戦しよう!」をテーマに、普段使いのできるエコバック作りやウミホタル発光実験、そして新井海岸の清掃を行いました。

【淡く青白い光を放つ ウミホタルに歓声】

渚の駅たてやま海辺の広場飼育員の平野雅之さんが講師を務めたエコバッグ作りは、布バックに専用の液を塗った後、ペンギンやイルカなど様々な生き物や花のイラストを貼り付けました。大人も子どもも熱中する姿は、さながら親子で取り組む「夏休みの自由研究」のようでした。
館山湾を約50年見守り続ける講師の生貝正則さんによるウミホタル発光実験は、毎年、参加者に人気のプログラムです。部屋を真っ暗にすると会場は静まり返り、と次の瞬間、無数のウミホタルが淡く青白い光を放ち「おー」「きれい」といった驚きと歓声が沸きました。海岸清掃は、波の音・踏みしめる砂浜の感触なども感じながら、みんなで海岸に落ちているゴミを拾い集めました。

【毎年続ける事が大事 出来る事を少しずつ行 動していくきっかけに】

3年ぶりの現地開催となった「TOYOTA SOCIAL FES!!」。参加者から「毎年続ける事が大事。参加することで自分の気持ちも改まります。出来る事を少しずつ行動していこうと思うきっかけになった」という言葉をいただきました。これまでの環境保全の活動意義が参加者にも伝わっているのだと強く感じることができた瞬間でした。
また多くの方々から「来年もぜひ家族で参加したい」といった声が聞こえました。地域の自然を守るため、これからもみんなで考え、楽しみながら未来を創造する活動の輪を広げ続けます。

◆主 催:千葉日報社
◆共 催:たてやま海まちフェスタ実行委員会
◆後 援:館山市、館山市教育委員会
◆協 力:〝渚の駅〟たてやま 海辺の広場

館山湾の豊かな生態と海洋ゴミの問題を知り、みんなで謎解きクイズ大会に挑戦! 2021

最終レポート

私たちにできること 未来につなぐSDGs14「海の豊かさを守ろう」

REPORT

【TSF!!2021】千葉開催

【千葉の海を知り、学び、守るプロジェクト】

2021年11月6日(土)千葉県でのTOYOTA SOCIAL FES!!は、『私たちにできること 未来につなぐSDGs14「海の豊かさを守ろう」』をテーマに、千葉県館山市”渚の駅”たてやまの施設内を会場としてオンライン配信で実施しました。

【海の豊かさを知り、海洋ゴミ問題を考える!】

まずはじめに、専門家を講師に迎え館山湾に暮らす海洋生物について知識を深め、湾内にすむウミホタル発光実験を行い動画撮影を実施。画面いっぱいに幻想的な青色が輝き、花火のようにはかなく散る感動的なシーンを捉えることができました。次に、海岸への漂流物などを画面越しに観察して海洋ゴミがどこから来ているのかについて学びました。学習の成果は「謎解きクイズ大会」で確認し、豊かな海を守る方法を確認しました。

千葉県の南房総エリアでも、世界的な問題になっている地球温暖化や海洋ゴミの漂着があります。海水温の上昇により、これまで生息していなかった海洋生物が見られ、生態系の変化が起こっています。また、海洋ゴミの漂着による環境汚染が進み、海洋生物が食べるケースもあります。その結果、食物連鎖の頂点にいる人間の健康にも影響を与えるのです。

【環境問題を学び、日常生活から始めよう!】

館山の沖合では暖流の黒潮と寒流の親潮が交わるため、さまざまな海洋生物がすむ豊かな漁場となってます。風光明媚な海岸線が広がり、おいしい海産物もあり、観光地としても魅力的です。ただ、波打ち際をみると、海洋ゴミが漂着している場所があり、海洋プラスチックゴミとして海を汚染する環境問題なども起こっています。豊かな自然を次世代へ繋いでいくためにも、私たちの生活から変えられることは沢山あるはず。この活動を、みんなで一緒に豊かな自然を守っていく第一歩にしていきたいですね。

【みんなと一緒にできることを大切に】

千葉県では新型コロナ感染拡大防止のためにオンラインの開催でしたが、参加者が一体感を持って参加できる取り組みとして、海の生物や環境問題などをテーマにした謎解きクイズ大会を行いました。また、屋外には「給電訴求ブース」を設けて、展示のハイブリッド車両を電源として大型モニターで活動の様子を放映し、渚の駅の来場者に自由に観覧していただきました。例年の「体験・体感」できる取り組みに、コロナ禍に対応した「伝える」企画を盛り込み、人と人との繋がりが感じられるような内容を届けられたのではないでしょうか。

【私たちの生活は自然と共にある事を伝えたい】

私たちの暮らしは文明の発達によりとても便利になっています。その半面、エネルギー源や工業製品の生産など環境負荷が高く、自然破壊につながってしまう課題もあります。プラスチックなどの自然にかえらないゴミ問題も深刻です。今ある豊かな自然を未来に繋げていくためにも、まずは生活ゴミなどによる環境汚染が起こらないように環境美化を普段から心掛けることが重要です。来年以降も皆さんと一緒に清掃活動などに取り組んで環境問題を少しでも改善し、未来を良くするために一歩ずつ前進していきたいですね。参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

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