AICHI 愛知

愛知の自然を「知って愛そう」プロジェクト 2025

最終レポート

藤前干潟の歴史や生き物について学び、藤前干潟をきれいにしよう!

REPORT
【藤前干潟でクリーン活動世界に誇る生態系を守る】

楽しみながら自然を守る参加型プログラムTOYOTA SOCIAL FES!!が今年も開催されました。小雨がぱらつく中、名古屋市の藤前干潟に約100名が集結。藤前干潟は、渡り鳥の飛来地やカニ、魚など多様な生き物の生息地として守り継がれる場所です。参加者は「国際的に重要な湿地」としてラムサール条約に登録されている貴重な生態系について知り、保全への意識を高めました。

【災害時のリスク軽減に給電対応車で備える】

集合場所となった「藤前干潟活動センター」には、干潟で暮らす生き物や、渡り鳥に関する展示が並び、受付を済ませた参加者たちが熱心に見入る姿も。続く開会式では、カーボンニュートラルや、電動車などについて紙芝居仕立てで解説が行われました。またセンターの入り口には、トヨタの「クラウンエステート」を展示。この車から給電できることを伝えるため、当日の運営に携わった学生たちが「災害時にあるとよいと思うもの」を話し合い、ゲーム機の充電器や電気毛布を用意し、デモンストレーションも行いました。

【大量のゴミにショック環境保全の大切さを痛感】

海岸には、プラスチック製の大きな衣装ケースのふたや、魚、鳥などに悪影響を及ぼすマイクロプラスチックゴミなど多種多様なゴミが打ち寄せられていました。参加者からは「想像以上のゴミの量で驚いた」、「こんな物まで落ちているのかとショックだった」という声が聞かれ、海洋汚染の現状を痛感した様子。一人で応募したという学生は「拾いきれなかったゴミは、また海へ流れていってしまう。そう考えると恐ろしい」と危機感を募らせました。母と参加した学生は「ゴミ処分場として藤前干潟を埋め立てる計画があったという歴史を初めて知りました」と話し、地域環境への関心を高めました。

【美しくなった干潟に日々の心掛けを誓う】

およそ1時間に及ぶ清掃活動を通して、45リットルの袋換算で85袋以上のゴミを回収。干潟は美しい姿を取り戻しました。清掃後には「できる限り、ゴミを出さないことが大事」「ペットボトルのラベルをはがすなど、これまで以上に分別を徹底したい」などの感想が参加者から聞かれ、日常の中でできる心掛けの重要さを再認識していました。清掃活動が終わるのを待っていたかのように、干潟はひときわ厚い雲で覆われ、雨は本降りに。渡り鳥たちも忙しなく飛び交っていました。

◆主 催:中日新聞社、「なごや環境大学」実行委員会、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会
◆企画制作:中日新聞メディアビジネス局

愛知の自然を「知って愛そう」プロジェクト 2024

最終レポート

藤前干潟をきれいにしよう!

REPORT
【「国際的に重要な湿地」 藤前干潟でクリーン活動】

環境保全をテーマに、2012年から始まった参加型アクションプログラムTOYOTA SOCIAL FES!!が今年も開催されました。今回、清掃活動の会場となった名古屋市港区の藤前干潟は、「国際的に重要な湿地」として、2002年にラムサール条約に登録された場所。地球を旅する途中に羽休めをする渡り鳥をはじめ、カニ類や魚たちなど、貴重な生態系が守られている場所としても知られています。

【MIRAIがつなぐ 未来への生命のバトン】

開催当日の10月6日(日)は、前日から続くすっきりしない空模様でありながらも、学生や家族連れなど約100人もの参加者が集結。受付を済ませた参加者の中には、開会式が始まるまでの時間を利用し、「藤前干潟活動センター」にある生きものの展示などを観覧する方もいました。開会式では、「藤前干潟ユース」のメンバーから、特別展示の水槽に設置された酸素装置などが、トヨタの燃料電池自動車「MIRAI」からの給電機能によって動いているという説明も。参加者らは、先進技術が環境の保全や災害時に役立つことを改めて実感していました。

【身近な所でもゴミ拾い 環境保全の思い拡散も】

ゴミ袋と清掃グッズを手に、岩場のすき間や流木の下などに溜まった漂着ゴミを収集する参加者たち。母と参加していた高校生は「ペットボトルや弁当の容器など想像以上のゴミの量でした。これからは家の周りなど身近な所でもゴミ拾いをしたい」と意識が変化。一人で参加していた社会人は「今日の体験を周囲にも共有し、個人としても社会としても何ができるかを考えたい」と取り組みの拡散に期待していました。

【美しくなった干潟に 秋晴れの空が広がる】

およそ1時間に及ぶ清掃活動を通して、 50袋以上のゴミが回収されました。清掃後には「ペットボトルなど生活ゴミが目立った。分別して正しく捨てるのはもちろん、普段から水筒を使うなどなるべくゴミを出さない工夫をしたい」という初参加者の感想や「活動を続ける必要性を実感した」という声も。参加者たちは、地球資源の尊さなど、それぞれに気付きを得た様子でした。空を覆っていた厚い雲はいつしか姿を消し、水面を照らす陽光が主役となっていた藤前干潟。美しくなった干潟と呼応するように、清々しい秋晴れの空が広がっていました。

◆主 催:中日新聞社、「なごや環境大学」実行委員会、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会

ラムサール条約に登録されている重要な湿地=藤前干潟を清掃活動によって守る 2023

最終レポート

藤前干潟をきれいにしよう!

REPORT
【愛知が誇る自然の宝庫 藤前干潟で清掃活動】

楽しみながら自然を守るという想いのもと、2012年にスタートした活動TOYOTA SOCIAL FES!!が今年も開催されました。会場となった名古屋市港区の藤前干潟は、「国際的に重要な湿地」として、2002年にラムサール条約に登録された場所です。参加者らは清掃活動を通じ、貴重な自然の宝庫で生命のつながりを感じ、環境保全について考えました。

【生き物の命を脅かす 小さなゴミにも注目】

開催当日の10月1日(日)は、時折小雨がぱらつくあいにくの天候の中、大学生や家族連れなど約120人の参加者らが藤前干潟に集まりました。受付を済ませた参加者たちの中には、展示された藤前干潟の紹介パネルを熱心に見入る姿や、水素を使って走る次世代環境車MIRAIを囲み、災害時の活用にも期待が高まる給電訴求に耳を傾ける様子も見られ、自然環境に対する意識の高さが感じられました。
開会式では、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会の坂野氏から、生態系を脅かすマイクロプラスチックについての説明も。ゴミ袋に加えて、小さなゴミをすくうちり取りやスコップを手にした参加者が干潟に散らばりました。

【友人と10年ぶりに参加 ゴミ拾いデートの学生も 】

友人と共に参加した大学生は「新聞の募集記事を見て、子どもの頃に家族でこのイベントに参加したことを思い出したんです。大学生になった今、改めて社会の役に立てればと思い、友人を誘いました」と10年ぶりの活動に意欲満々。また「普段のデートはもっぱらショッピングですが、今日はゴミを拾いに来ました」と笑う大学生と専門学生のカップルも。「想像以上にゴミが多くて驚きました。プラスチックの利用をもっと減らしたい」と話しました。

【美しくなった干潟で 水鳥たちが羽休め】

およそ1時間に及ぶ清掃活動を通して、弁当の容器や空き缶、ペットボトル、プラスチック片、中には衣類や鉄くずなど、ゴミ袋約90袋分もの多種多様なゴミが回収されました。参加者からは「マイクロプラスチックは細かすぎてすごく集めにくかったです」、「初対面の方ばかりでしたが、環境を守ろうという意識をみんなで共有できたことに意義があったと思います」などの感想が聞かれました。
清掃を終えた藤前干潟には、どこからともなく集まってきた多くの水鳥たちの姿が。美しくなった水辺で、心地よく羽休めをしているようでした。

◆主 催:中日新聞社、「なごや環境大学」実行委員会、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会

ラムサール条約に登録されている重要な湿地=藤前干潟を清掃活動によって守る 2022

最終レポート

藤前干潟をきれいにしよう!

REPORT
【さわやかな秋空のもと 藤前干潟で開催】

台風一過の青空が広がった9月25日(日)、名古屋市港区の藤前干潟でTOYOTA SOCIAL FES!!が開かれました。これは、事前の応募で集まった一般の方々が、地域の環境保護プログラムに参加するイベントです。2012年3月にアクアソーシャルフェスとしてスタートし、2018年になってから現在の名称に変わりました。

【MIRAIから給電し 活動の様子を生配信】

当日は親子連れや学生グループ、トヨタの販売店従業員など113人の参加者が、生き物のオアシスと言われる藤前干潟に漂着した多くのゴミを拾いました。なお、当日の模様はオンラインでも同時配信。現地で清掃活動をする間、オンライン参加者には「藤前干潟の歴史とゴミ問題」に関する講義を配信しました。そのために必要なパソコンの電力は水素で走るクルマ・MIRAIから供給されました。
今回、愛知県開催のロケーションに選ばれた藤前干潟は「国際的に重要な湿地」として2002年にラムサール条約に登録。渡り鳥の飛来地であり、そのエサとなる底生生物が生息するこの干潟は、一見すると美しい景勝地です。ところが沿岸部に目を向けると、農地から流出した水稲肥料を覆う樹脂皮膜が大量のマイクロプラスチックゴミとなって堆積。釣りをはじめとするレジャー客によるゴミも目立ちます。

【清掃活動中も 鳥たちが飛来】

グループで参加した中部大学の男子学生は「想像以上にゴミが多く、衣類などの大型のものも打ち上げられている」と驚きを隠せない様子。「時間を目一杯使って減らしたい」と干潟の美化に意欲を見せました。また、清掃活動をしていると鳥たちが飛んできて、その姿を見かけた子どもが手を振るなど、微笑ましい光景も見られました。

【プラスチックゴミは 生き物の天敵になる】

1時間の清掃活動の結果、可燃ゴミ約100袋と不燃ゴミ10袋分のゴミが集まりました。特に多かったゴミは、プラスチック製品です。これは月日の経過とともに細かく砕け、鳥や魚が食べて命を落とすケースも。こうした事態が相次ぐと、生態系のバランスが崩れかねません。ちなみに、ペットボトルは完全に分解されるまでに400年かかるそう。「1本くらい」と思って屋外に放置したら、それは生き物の天敵を生み出したのと同じです。外出先でのゴミは持ち帰り、地域の分別ガイドに従って処分するなどして、環境と生態系の明るい未来を守りましょう。

◆主 催:中日新聞社、「なごや環境大学」実行委員会、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会
◆協力:NPO法人藤前干潟を守る会

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